[地震予知]2019年までにスーパー南海トラフ地震が起こる可能性~災害史研究の専門家が指摘~
「スーパー南海地震」の前兆か!?専門家が指摘する根拠
今年に入ってから、フィリピン海プレートの境に沿って大きな地震や噴火が相次いでいる。ついに南海大地震が起きる前触れか?
地震の専門家に、その可能性を聞いた!
東日本大震災から7年が過ぎたが、今度は関東から西日本エリアの地底で何かが起きているようだ。
まず、今年1月23日、これまでノーマークだった草津白根山(群馬県)が噴火した。
3月6日には新燃岳(しんもえだけ、鹿児島、宮崎県境)が爆発的噴火を起こし、溶岩が流れ出している。
そして、桜島(鹿児島県)も、依然として活発な噴火活動を続けている。
もう少し範囲を広げると、2月6日には台湾の花蓮(かれん)でM6.4の地震が発生。
2月11日には韓国の慶尚北道(キョンサンプクト)でM4.8、3月1日には沖縄県の西表島でM5.6の地震を記録した。
今年になって、日本の西側の広いエリアで大きな地震が頻発しているのだ。
立命館大学教授で災害史を研究している高橋学氏が語る。
「新燃岳や桜島などの噴火は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートを圧縮して、マグマだまりのマグマなどが噴出しているという状況。
実は『火山の噴火』と、『直下型地震』『プレート型地震』には密接な関係があります。阿蘇山や新燃岳などの火山活動は『地震・噴火サイクル』のステージ2の段階なんです」
高橋氏によると、プレートが押されて直下型地震が起きるのが「ステージ1」。
そして、小規模な火山噴火が起こる「ステージ2」に移り、「ステージ3」では東日本大震災クラスの大きなプレート型地震が発生する。
さらに、最後の「ステージ4」では大規模な火山噴火やプレートが海底でちぎれて大地震や津波が再び起こるという。
「過去をさかのぼって調べてみると、『ステージ3』のプレート型地震が起きる前には必ず、その付近で直下型地震が起きています。
例えば、1944年12月の『昭和東南海地震』(M7.9)と46年12月の『昭和南海地震』(M8.0)の時には、その1~3年前の43年に直下型の『鳥取地震』(M7.2)が発生しています。
また、2011年3月の『東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)』(M9.0)の時には、その3年前の08年6月に直下型の『岩手・宮城内陸地震』(M7.2)が発生しています。
どちらも、直下型地震から1~3年程度でプレート地震につながっている。
では、現在はどうでしょう。
2016年4月に直下型の『熊本地震』(M7.3)が、10月にも直下型の『鳥取県中部地震』(M6.6)が起きています。
これまでの歴史を見ると、3年後の2019年から2020年の東京五輪前頃までにプレート型の“南海地震”が起きると思っていいでしょう」
高橋氏はまた、その範囲の広さにも注目している。
「昨年から、台湾、韓国、琉球列島でも比較的大きな地震が起こっています。また、フィリピンでもマヨン山などの火山が噴火している。
フィリピン海プレートの境(南海トラフ)は、東京からフィリピンまで延びています。
このフィリピン海プレートのゆがみがユーラシアプレート上の韓国、そして台湾やフィリピンにも影響を及ぼしていると考えられる。
それだけ大きい、“スーパー”な南海地震が発生する可能性があるということです」
不思議探偵社では、毎日のように「気になる地震情報」を発信していますが、ニュース記事にもあるように、ここ最近ではフィリピン海プレートの境界(南西諸島海溝=琉球海溝沿い)で地震が頻発しています。
この琉球海溝を北上していくと、南海トラフに到達します。
今現在は南海トラフで地震は起きていませんが、同じフィリピン海プレート沿いということで、地殻変動のエネルギーを溜め込んでいるとも考えられるのです。
そして、ニュース記事にもあるように、これまでの災害史を振り返ると、大規模な直下型地震が発生した1年~3年後には海溝型の巨大地震が起きるというサイクルがあります。
今からちょうど2年前の2016年4月に直下型地震の熊本地震が発生しており、サイクルに当てはめると今年か来年には海溝型の巨大地震が起こるということになります。
さくらさんの未来予知と符合する点
ニュース記事では巨大地震の後に「ステージ4(大規模な噴火や再び大地震など)」が起こると書いてありますが、これはもしかすると富士山の噴火なのかも知れません。
さくらさんはこれまでに、南海トラフ大地震や津波が襲来しているかのようなビジョンをいくつもご覧になっていますが、最新の未来予知では「富士山の噴火」のビジョンもご覧になっています。
さくらさんの未来予知をニュース記事に当てはめると、これまでにご覧になっている地震や津波のビジョンが「ステージ3」で、富士山の噴火が「ステージ4」ということになるのではないでしょうか!?
また、中年おっさんさんの「眠っていた龍が北上」するというメッセージは、現在の琉球海溝における地震活動の推移(徐々に地震の発生場所が北上中)を言い表しており、このまま北上していくと、いずれは南海トラフへ到達します。
そして、シュータさんの透視では「4月下旬から6月上旬が黒く見える」というビジョンがあり、ルピカさんの星占いでは「2018年5月に大きな事が起こる」という占い結果が出ています。
これらを総合すると、ちょっと無理矢理感があるかも知れませんが「南海トラフ巨大地震が今年の夏までに起こる」という解釈ができるのではないでしょうか!?
いずれにしても、ボクたちにできることは、いつ大地震が起きても大丈夫なように備えを万全にして、防災意識を常日頃から忘れないようにしておくことだと思います。
[この記事はここまで ですっ!]