富士山の噴火にともなう大量降灰の対策が初めて検討される~政府の中央防災会議~
首都圏にも大量降灰か、富士山噴火の対策初検討
富士山(静岡・山梨県境、3776メートル)が噴火し、大量の火山灰が首都圏に降る事態に備え、政府の中央防災会議が住民避難などに関する本格的な検討に初めて乗り出す。
降灰の範囲や量を予測し発表する方法や、避難の目安となる降灰量の基準作りなどを今夏から議論する。
富士山は現在の姿になった約3200年前以降、計7回、大規模な噴火を起こしたとされる。
うち707年に南東側の山腹で起きた「宝永噴火」では、噴煙の高さが約2万メートルに達し、周辺での降灰が3メートルを超えた。
現在の横浜市や相模原市など神奈川県東部で10センチ超、都心付近でも約4センチ積もったとの記録が残る。
現代の都市に大量の火山灰が降ると、送電設備に付着して雨でショートし、大規模停電となるおそれがある。
鉄道や航空機、車両の運行も困難になるため、都市機能がマヒする可能性が高い。
灰の重みによる家屋倒壊も発生し、上下水道も長期間使えなくなるため、住民の避難が必要となる。
驚きのタイミングで富士山噴火についてのニュースが入ってきました。
3月21日に、さくらさんの未来予知のページにさくらさんが未来の場面でご覧になったという「富士山の噴火」について掲載したことはみなさんもご存知かと思います。
そして、さくらさんの未来予知の掲載から5日後に、このような富士山の噴火についてのニュースがあったことは、何かすごい意味があるように感じます。
まさか、政府の方もさくらさんの未来予知に注目しているとか?(笑)
それはさておき、富士山が噴火すると風向きにもよりますが、首都圏に火山灰が数センチ~10センチほど積もることになり、ニュース記事にあるように都市機能が完全にマヒしてしまうことが予想されます。
雪が10センチ積もったとしても数日後には溶けてなくなりますが、撤去しないかぎり火山灰はその場に留まり続けます。
そして、火山灰というのは電気を通すので、各地の電線でショートが起こり、電気が使用できない状態が長い間続くものと思われます。
そして、最も怖いのが木造家屋の倒壊です。
火山灰が屋根に降り積もり、その後に雨が降ると火山灰は流れずにその場で固まります。
ものすごい重量(なんと雪の重さの数倍!)になるので、木造家屋の多くは重みに耐え切れずに倒壊してしまうことが予想されます。
ある意味、震度7の地震よりも木造家屋へのダメージは大きいと言えます。
ニュース記事にも「住民の避難が必要」と書かれていますが、都市機能は長期間に渡りマヒするので、もしかすると多くの方が地方へ疎開することになるのかも知れません。
このように、火山灰の大量降灰はあらゆる災害の中でも最も影響が大きいと言えます。
みなさんご存知のように、さくらさんの未来予知の的中率はおそろしいほどに高いので、「富士山の噴火」という最悪な事態が本当に近づいているのかも知れません。
地震への備えと同様に、数日~数週間分の水や食料を備蓄し、有事の際の想定シミュレーションを行っておくことで、その時が来てもパニックにならずに冷静な対応ができるはずです。
備えとしては水や食料などに加えて、マスクは必ず用意しておいてください(できれば防塵マスク)。
水や食料の備蓄に関しては、みなさんバッチリ!やって頂けていると思いますが、降灰が予想されている地域にお住まいの方は「もし明日、富士山が噴火を起こしたらどのように行動すべきか?」ということをこの機会にじっくり考えて頂きたいと思います。
ちなみにボクも首都圏住みなので、色々考えて見ました。
仕事や外出中に富士山が噴火をしたら、まずはすぐに帰宅。
風向きにもよりますが、富士山が噴火してから約2時間後には東京に火山灰が降り始めるということなので、交通機関がマヒする前に帰宅をしなければいけません。
ボクはマンション住みなので降灰による倒壊の恐れは少ないですが、木造住宅にお住まいの方は、すぐに避難が出来るような準備を始めなければいけません。
中には、雪下ろしのように屋根に積もる火山灰を下ろそうと考えている方もいるかも知れませんが、雪下ろしの経験もない方が屋根に上り、雪よりもはるかに重い火山灰をスコップなどで除去しようとするのは非常に危険なので、まずは避難することを優先に考えて頂きたいと思います。
避難先は震災時と同様に、お住まいの地域で指定されていると思うので確認しておいてください。
マンションにお住まいの方は、すぐにお風呂に水をためましょう。最悪の場合、地震時と同様に水が使えなくなる可能性があります。
電気も降灰からしばらくすると使えなくなることが予想されるので、スマホなどはすぐに充電しましょう。
テレビも使えなくなるので、ラジオは必須アイテムです。
もしも、携帯電話各社の基地局がダメになった場合はスマホは役に立たないので、電池で使えるラジオは必須だと言えます。
とりあえず、ざっと考えただけでもやるべきことはこれだけあるので、みなさんも是非この機会にシミュレーションしておいてくださいっ!
[この記事はここまで ですっ!]