緊急地震速報が進化!南海トラフ地震などの巨大地震にも対応~3月22日から運用開始~
いつ起こるか分からない巨大地震。
ある日突然、強烈な揺れがボクたちに襲いかかってきます。
そんなボクたちに、揺れが到達する前に地震の発生を教えてくれる「緊急地震速報」
この緊急地震速報のおかげで、揺れが始まる前に身構えることができ、パニックに陥(おちい)る危険性を少しでも抑えてくれています。
この度、この緊急地震速報がパワーアップし、より一層ボクたちにとって強い味方となったようですっ!
緊急地震速報が3月22日から変わります
気象庁の緊急地震速報が、22日から変わる。
巨大地震が起きた場合、これまで速報が出せなかった震源から離れた地域にも「続報」として、警戒を呼びかけられるようになる。
緊急地震速報の発表は、これまで原則一度だけだったが、7年前の東日本大震災の際、震源から離れた関東などに緊急地震速報を発表できなかったことから、気象庁は、震度予測の技術を改善した。
新たな手法は「PLUM法」と呼ばれ、巨大地震が発生した場合に、地震計で観測された震度から揺れの広がりを予測し、最初に緊急地震速報を出した地域以外の、より遠くの地域にも緊急地震速報を「続報」として発表できるようになる。
PLUM法を導入したシミュレーションでは、東日本大震災で過小評価された関東地方の強い揺れも予想でき、より広い範囲に緊急地震速報を発表できるとしている。
新しい緊急地震速報の運用は、22日正午からで、南海トラフ地震のような、広い範囲で強い揺れが発生する巨大地震にも対応できるとしている。
これは素晴らしいアップデートです。
南海トラフ巨大地震が発生すると、遠く離れた地域(関東地方や中国地方)でも震度5以上の強い揺れとなると予測されています。
遠くの地域では巨大地震の発生から数十秒後に揺れが始まりますが、地震発生と同時に情報が届けば、より冷静により安全に避難ができるものと思われます。
交通機関も大きな揺れが来る前に安全に停止でき、被害を最小限に抑えることが可能になるはずです。
気象庁さん、グッジョブですっ!さらに精度が高まり、誤報が無くなることにも期待したいと思いますっ!