[謎]原野に大きな「SOS」を発見!しかし……。28年前の奇怪な実話も紹介
遭難時に救助を求める合図として使われる「SOS(エス・オー・エス)」
時としてこの合図が奇妙な事態を招くことも……
気になるニュース
オーストラリア西北部の原野で、遭難信号の「SOS」が石で形作られているのが上空から確認されたものの、現場近くには遭難者が発見されず、当局は情報提供を求めている。
現場は西オーストラリア州のブルーム市から約500キロ離れたスウィフト湾近く。SOS信号はヘリコプターの操縦士が最初に発見した。
付近に道がないことから飛行機で現場に向かった警察が周辺を調べたところ、野宿の形跡が見つかったという。
しかし、「人間が最近活動した形跡がない」ため、当局は情報提供を求めることにした。
野宿の形跡があったということは間違いなくそこに誰かがいたということになります。
そしてSOSの文字があるということは、何らかの理由があって自力では移動できない状況に陥ってしまい、助けを求めていたということ。
しかし、生存者はおろか亡骸も見当たらないということは、自力で無事にそこから脱出できたか、もしくは……
神隠し(かみかくし)
が起きたのかも知れません
神隠しとは、ある日忽然(こつぜん)と人が消えてしまう現象のことで、昔から世界各地で起きています。
一説によると、神隠しにはUFOが関わっていると言われています。
石川県の能登には「鍋のフタが飛んできて、人をさらってしまう」という神隠し伝説があります。
鍋のフタとはUFOのことで間違いないでしょう
今回の騒動の舞台となった西オーストラリア州では、頻繁にUFOが目撃されており、SOSが書いてあったキンバリー地域では宇宙人を描いたようにしか見えない壁画が発見されるなど、UFOのホットスポットとなっています。
いずれにしても、SOSを書いた人物が無事であることを願うばかりです。
1989年に起きた奇妙な実話
奇妙な実話の舞台は、北海道中部にそびえる旭岳。
1989年7月24日、北海道県警のヘリコプターが行方不明の登山者を捜索していたときに、大きなSOSの文字を発見しました。
文字の大きさは一辺が5メートル以上あり、シラカンバという木を積み重ねて作られていました。
SOSが書いてあった場所から3kmほど離れたところで、行方不明の登山者は無事に救助されましたが、SOSとは無関係でした。
翌日、県警が改めてSOSの現場に行って調査をすると、人間1人分の人骨とカセットテープレコーダーを発見。
人骨は動物に噛まれた形跡があり、カセットテープには男性の声で次のような絶叫が録音されていました。
「エーーース!オーーー!エーーース!たーーーすーーーけーーーてーーーくーーーれーーー!」と……
奇妙で不可解な点
・現場で発見された人骨は女性のものと判定
・巨大なSOS文字を作るには相当な労力と体力を消費しますが、なぜそれほどの体力があったのに下山に力を使わなかったのか
・周りには誰もいないのに、絶叫し助けを求めたのか。そして、なぜそれをカセットテープに録音したのか
事件の真相
不可解な点が多いことから、当時ワイドショーなどで取り上げられ話題に。
しかし捜査が進み、真相は判明します。
発見された人骨は鑑定当初は女性という判定が出ていましたが、再鑑定を行ったところ男性のものと判明。
体力的に余裕があったにも関わらず下山をしなかったのは、遭難地点上部の斜面が横倒しに生育するササの原になっていて、上から下へは移動しやすいが下から上へは登りづらいと判明しました。
そして、遺留品の持ち主は1984年7月に行方不明になった愛知県の男性と判明。
しかし、なぜカセットテープに自分の声を録音したのかは謎のまま……
まとめ
万が一、遭難してSOS文字を作るときには……
名前や住所も一緒に残しましょう
助からなかった時のことを考えて……いや、考えたくはないですが(笑)
信じるか信じないかは、あなた様次第でございますっ!!!