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[最先端]インドの少年が手のひらサイズ世界最小の人工衛星を開発 打ち上げへ!

2017/05/26

人工衛星の写真

地球を周回する人工衛星

BSテレビやGPSなどでお馴染みの人工衛星。

最先端の科学技術がつまった機械で、宇宙空間をまわっています。

ボクたちがイメージするのは、写真のような人工衛星だと思います。

しかしこの度、信じられないくらいに小さい人工衛星をインドの少年が開発しました。

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気になるニュース記事

・重さ64グラム!世界最小かつ最軽量の人工衛星をインドの青年が開発

NASA(アメリカ航空宇宙局)は、宇宙探査にまつわる研究開発活動において、外部の優秀な人材や独創的なアイデアを積極的に受け入れてきた。

11歳から18歳までの子どもを対象に、ロケットや気球を使った打ち上げ実験のアイデアを募る教育プログラム『キューブス・イン・スペース』もそのひとつ。

このプログラムは、近々、弱冠18歳の青年が開発した"世界最小かつ最軽量"の人工衛星が宇宙へと打ち上げられることでも話題となっている。

インドで宇宙技術の発展にも尽力したアブドゥル・カラーム元大統領にちなみ『カラームサット(KalamSat)』と名付けられたこの人工衛星は、インド南部タミル・ナードゥ出身のリファス君(Rifath Shaarook)ら、インドの科学教育機関『スペース・キッズ・インディア』に在籍する研究チームによって開発された。

・3Dプリンターで出力した炭素繊維を活用

3.8センチの立方体の『カラームサット』は、炭素繊維を素材とし、3Dプリンターによって出力。

鉄の4分の1の比重で10倍の強度を持つ"軽くて強い"炭素繊維を活用することで、重さわずか64グラムという軽量化に成功した。

また、この小さな人工衛星には、温度センサーや湿度センサーなど、8台のセンサーが内蔵され、加速度や回転を計測したり、地球磁気圏を観測したりすることができる。

『カラームサット』は、2017年の『キューブス・イン・スペース』において優秀なアイデアと認められ、2017年6月、実際に打ち上げ実験が行われることとなった。

newsweekjapan

世界最小の人工衛星

世界最小の人工衛星[画像:Twitterより]

小さっ!!!

本当に手のひらサイズの人工衛星です。

小さいだけでなく世界最軽量(64グラム)で、8つもセンサーが内臓されているというから驚きです。

64グラムというのは、大体卵1個分の重さと同じです。

開発者のリファス君の画像

開発者のリファス君[画像:ibtimes.co.inより]

開発者のリファス君(18)はインド出身。

近年、インドはIT産業をはじめ様々な分野で急成長を遂げています。

経済の発展にともない教育も広まり、リファス君のような才能溢れる子供がでてきているようです。

これからの世界をリードしていくのはインドと言われていますから、宇宙開発分野でも間違いなく牽引(けんいん)していくことでしょう。

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今から30年前…

小型化はありとあらゆる機器がたどる道のようです。

ボクたちの身の周りのモノも例外なく小型化されてきました。

その代表ともいえるのが携帯電話・スマートフォンです。

今から30年ほど前に一般向けに携帯電話が発売されました。

コレです

大昔の携帯電話の画像

1985年に発売された携帯電話

デカっ!!!!!!!

黒いショルダーバッグみたいなのはバッグじゃなくて電話です!

重さはなんと……3kg!!!

アップルのiPhone7が138グラムですから、iPhone21個分に相当する重さということになります(笑)

昔のひとはこれを肩にかけながらビジネスに奔走していたということのようです、スゴイです。

人工衛星の小型化も素晴らしいですが、携帯電話の小型化に貢献してきた人たちに心から感謝したいものですネ。

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