[怪奇]アメリカで幽霊船が撮影された!奇妙な実話も紹介します……
2016/11/30
その霧の中から不気味な影があらわれる……
影の正体は海原を彷徨いつづける一隻の廃船……
あぁ……恐ろしや……
幽霊船といえばこんなシチュエーションがつきものですが、この度アメリカの湖で真昼間に幽霊船が撮影されました!
再生回数がすでに280万回を超え、世界中で話題の動画となっています。
その動画がこちら。
引用元:youtube揺らめく帆と帆柱らしきものが映っていますが、船体は見当たりませんね……
まるで巨大なビルのようなシルエット……
そしてこの揺らめき具合……
まさか……!?
蜃気楼(しんきろう)
ではないでしょうか(笑)
仮にこれが蜃気楼だとしても、過去には不気味で不可解な幽霊船事件が本当にあったのです。
本当にあった幽霊船事件
1872年12月4日、ポルトガル沖で一隻の船が発見されました。
その名はメアリー・セレスト号。
全長が約30メートルの帆船で10名が乗船し、工業用のアルコールを積んでニューヨーク港からイタリアへ向けて11月7日に出航していました。
発見をしたのはメアリー・セレスト号が出航してから7日後に、同じくニューヨーク港から出航したグラチア号。
ポルトガル沖でさまようメアリー・セレスト号を発見したグラチア号の船員たちは不審に思い、メアリー・セレスト号に乗り込みました。
すると……船内には人ひとり見つからず無人状態でした。
船体に損傷はなく、積荷のアルコールや6か月分の食料と水も残されていて、海賊に乗っ取られたような形跡もありませんでした。
そして最も奇妙なことに、テーブルには食べかけの料理が暖かい状態で残っており、コーヒーは煎れたてのように湯気がたっていました。
調理室には火をかけたままの鍋があり、発見される数秒前に船員全員がこつ然と消えてしまったかのようでした。
船長室に残されていた航海日誌は、11月24日が最後の記入日となっていました。
その後も船員は誰一人として見つかっておらず、未解決の幽霊船事件……となっています。
世界にはこの様に、奇妙な集団失踪事件がいくつも起きています。
ドイツで起きた事件
古くはあの有名な「ハーメルンの笛吹き男」
ドイツ北部の町ハーメルンで起きた事件で、ネズミ退治を依頼された笛吹き男が、報酬が支払われなかった腹いせに100人を超える子供を一晩のうちに連れ去ったというものです。
これは有名な童話ですが、最近の研究では実話だったのではないかと言われています。ハーメルンのマルクト教会に残されていた文献に史実が記されていたのです。
1284年、聖ヨハネとパウロの記念日
6月の26日
色とりどりの衣装で着飾った笛吹き男に
130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され
コッペンの近くの処刑の場所でいなくなった
引用元:wikipedia
カナダ北部で起きた事件
1930年12月に30人ほどのエスキモーが住む村で、村人全員がこつ然と消えてしまったという失踪事件がありました。
メアリー・セレスト号と同じく食べかけの食事が残っていたり、狩りを行うために必要なライフル銃、ソリや船も残されたままで全員が消えてしまったという奇妙な事件です。
イギリスで起きた事件
1915年8月28日、第一次世界大戦中のイギリスはオスマン帝国を制圧するために、300人ほどで構成されたノーフォーク連隊を派兵しました。
ノーフォーク連隊は進軍中に、とある丘に登っていきました。丘の上には不思議な形をした同じような雲がいくつもあり、風に流されることはありませんでした。
そして兵士たちは雲のなかに吸い込まれるように消えてしまったという事件ですが、オーストラリア軍とニュージーランド軍がノーフォーク連隊が消える瞬間を目撃して、詳細な証言が残っているという珍しい集団失踪事件です。
中国で起きた事件
第二次世界大戦中、南京近くに配属された3000人もの兵士が一瞬にして消えてしまいました。
燃えたままの焚き火や銃器が残されており、奇妙なことに兵士の足跡が一つも見つからなかったという失踪事件です。
まとめ
船員が煙のように消え、無人船となってさまよい続ける幽霊船……
何の形跡もなく、ある日突然消えてしまった人々……
そう、これは……
神隠し(かみかくし)
という現象で間違いありません。
そしてもしかしたら……このような集団失踪にはUFOがからんでいるかも知れないのです。
石川県の能登には「鍋のフタが飛んできて、人をさらってしまう」という神隠し伝説があるのです。鍋のフタとはUFOのことで間違いないでしょう、はい。
もしも鍋のフタを見かけた際にはお気をつけくださいませ……
信じるか信じないかは、あなた様次第でございますっ!!!