[妖精]幸運を招くという「キジムナー」が人気急上昇中!でも実は……
2017/06/04
おそらくほとんどの人がピーターパンにでてくる「ティンカーベル」を思い浮かべるのではないでしょうか?
ティンカーベルは羽の生えたスマホサイズの妖精で、キラキラした粉をあびて信じる心を持つと空が飛べるという素敵な能力を持った妖精さんです。
アンケートでも妖精といえば『ティンカーベル』と答える人が8割近くもいます。そのほかにムーミンなどの回答もありますが、やっぱりティンカーベルの知名度は揺るぎないもののようです。
しかし!ティンカーベルの地位をおびやかす妖精が日本にいたのです。
その名も「キジムナー」
最近、テレビやメディアで取り上げられ目撃情報も多数報告されていることから人気急上昇中の妖精です。
本記事では「幸運を呼ぶ」とされている妖精キジムナーをご紹介します!
火の妖精キジムナー
キジムナー(別名キムジン)とは沖縄周辺の樹木に宿る火の妖精。
発祥の地は長寿の里で知られる沖縄県大宜味村(おおぎみそん)の喜如嘉(きじょか)です。
「きじょか」という言葉から「キジムナー」と呼ばれるようになったそうです。
主にガジュマルという木に宿っています。沖縄の伝承でガジュマルの木は幸せを呼び込む「多幸の木」と呼ばれていて、風水においても「幸運を運んでくる木」とされています。
風貌
見た目は目撃談によると火の妖精ともあって「赤い髪をした小柄な少年のような姿」というのが多いようです。
しかし、女の子や赤ん坊姿のキジムナーも多く目撃されていることから、姿を自由自在に変えられるという説があります。
性格
とってもイタズラ好き。狭いところに人を閉じ込める、夜道で灯かりを奪う、寝ている人を押さえつけるなどのイタズラをして楽しんでいるようです。
悪気はないようなので、子供のイタズラと同じく無邪気なものでしょう。
好物
キジムナーは魚介類が好物で、とくに魚が大好物。海にもぐって魚を捕まえる。ただし、タコは大の苦手だとか。
幸運を与えてくれるけど、実は……
キジムナーと友達になったり、家に招いたりすると幸運が訪れるとされていますが、実はとても怖い妖精さんでもあるのです。
キジムナーが宿る木を切ったり、粗末に扱うと不幸になってしまうとか……
また、友達になって仲良くなっても裏切ったりして恨みを買ってしまうと祟られて不幸のどん底へ落とされるようです……
キジムナーとお友達になった際には、是非お気をつけてくださいませ……。
キジムナーに会う方法があった!?
沖縄の子供たちの間では、キジムナーの足跡を見るという遊びがあった。それによれば、静かで薄暗い場所に円を描き、小麦粉などの白い粉を撒き、円の中心に線香を立てて火を灯し、呪文を唱えて隠れてから20数えてもとの場所に戻ると、粉の上にキジムナーの足跡がついているという
引用元:wikipedia
タレントのりゅうちぇるさんも目撃
月刊ムー9月号によると、ちぇるちぇるランド出身(沖縄県)のりゅうちぇるさんが高校生のときにキジムナーを目撃したとのこと。
それは合宿研修中の出来事だったそうで、夜中に数人で宿舎を抜け出して山の方へ行くと草木が生い茂っている場所があったそう。
一人の男子生徒が草木へ入っていくと「ギャーー」と叫び声が。
驚いてその場から逃げ出し、山道を駆け下りる途中で後ろを振り向くと……
そこには「赤く光る髪をしたキジムナー」がいたそうです。
その翌日……草木へ入っていった生徒は具合が悪くなり合宿途中でリタイヤ。りゅうちぇるさんもその後吐き気をもよおし倒れてしまったそうです。
りゅうちぇるさん曰く、うるさく騒いだためにキジムナーの怒りをかったからだそうです。
※くわしくは月刊ムー9月号をご覧ください。
まとめ
幸運を運んでくれる火の妖精キジムナー
しかし、ぞんざいに扱えば不幸になる
恩を仇で返すような人間、自然を大切にしない人間が幸せになれるわけがない、ということですね!
あなたも沖縄を訪れた際には、是非キジムナーを探してみてください♪
信じるか信じないかは、あなた様次第でございますっ!!!